こんにちは!U&3中小企業診断士事務所の横田と申します!
今回は、新しく事業を始めたい、創業したいという方に向け、「創業手帳」というものについて書かせていただきます。
Table of Contents
創業手帳とは?
創業した全員に無料で贈られる「会社の母子手帳」です!
※『創業手帳』より
なので現在、会社で働いていたり、起業していない人にとっては、存在を全く知らないものなのかもしれません。
と、言っております私も知りませんでした。たまたまFacebookでみた広告で初めて知ったのですが、希望する方には創業前においても無料で取り寄せることができるとのこと。
なので私も、中小企業診断士業務であったり、ブログで収入を得られるようになったら、創業しようと考えていたので、早速申し込みをして、資料が届いたところです。
創業する際には、ビジネスの中身ばかり考えがちで、手続き・資金調達・集客などはわからないことが多いでしょう。
そんな創業時の皆様をお助けするのがこの創業手帳なのですね。
以下、創業手帳の中身についておおまかに書いていきます。
資金調達・キャッシュフロー
これは中小企業診断士試験でも習ったことですが、売上・利益を表す「損益計算書」、資産や負債、資本の状態を表す「貸借対照表」に加え、実際のお金の増減を表す「キャッシュフロー計算書」を作成することが大切なのです。
なぜならば売上による収入と経費による支出とがある中で、売上が売掛金(入金が2カ月先)とかになっている一方で、経費が現金での支払いとなっているような場合、手元に現金がなく、経費の支払いが出来ないといった場合が出てきてしまうことがあるからです。
売上があるのに、現金がなく資金繰りが上手くいかない。その結果倒産してしまう企業があります。そういった倒産を「黒字倒産」と呼びます。
「損益計算書」でわかるのは収支のみであり、現金の流れは見えません。そこでキャッシュフロー計算書を作成し、資金の流れを明確化するのです。ではその作成方法は?そもそもの資金繰りについてはどうする?
その辺を詳しく解説し、補うところについてはおすすめのサービスを紹介しています。
会計・経理・決済
もし、それまで会社員だったら?確定申告のことなんてあまり知らないでしょう。まず、仕事をやめてから自分で確定申告をしなければなりません。
いざ会社を始めたら日々の会計は?支払わなければいけない税金は?従業員の給料の管理は?
そんなことまで調べて起業する人は少ないでしょう。そんな方へのサポートとしてもこの創業手帳は使えます。
社内システム
この辺もすごい細かいところですよね。
パソコンの購入・インターネットへの接続・ドメインの取得・メールサービスの導入・サーバーの導入・電話番号の取得・勤怠管理システム・・・たくさんありますよね。
漏れの無いチェックリストとともに、資料請求をすればおすすめのサービスなども紹介してくれます。
オフィス・店舗
オフィスの選び方って?
自宅兼事務所?コワーキングスペース?シェアオフィス?賃貸オフィス?今の世の中はオフィス選びだけでも様々な選択肢があります。
それぞれのメリット・デメリットを教えてくれています。中でもスタートアップにおすすめのものを特集していたりするので、起業したばかりにとってはうれしいですね。
制作物
創業した後に必要な制作物って?
名刺・会社設立の挨拶状・会社概要チラシ・会社の営業資料など。さらにはボールペンやカレンダーなどのノベルティも必要になるかもしれません。
そういったものって、どうやって作る?載せるべき内容って?細かな注意点と共に説明をしてくれています。
販路拡大
販路拡大には様々な方法があります。
自社営業部員、実店舗、ホームページ・ネットショップ、チラシ、広報活動、紹介など・・・
たくさんありすぎてどれをやればいいのか?自社に合うようなものをメリット・デメリットを比べながら選んでみてください。
そして販路拡大には人脈作りも大切ですね。
商工会議所・業界団体・同窓会・異業種交流会など。様々なものがあります。その特徴や費用などもまとめています。
ネット活用
今の時代はどんな業種であれ、ネットの活用が求められます。
ホームページのコンテンツ作りも大切ですし、SNSなどを活用して発信することも重要です。ネット販売できるものならば、ネット販売の仕組みも整える必要があります。
じゃあホームページの作り方って?載せるべき内容は?SEO対策はどうする?
ネットショップを始めるにしてもどうすればいい?自社サイト?ECモール?
そもそもホームページへ集客をするには?どのような方法がある?
無料のものから有料のものまで。様々なものを紹介しています。
人材採用・労務・総務
労務・総務という部分は、本来社員のリソースを割くべきところではないかもしれません。そういった場合にはアウトソーシングを検討しましょう。
ではアウトソーシングすべき業務とは?アウトソーシング先を選ぶポイントは?アウトソーシングを活用しながら、会社を運営していく上での注意点は?
アウトソーシングをするにしても考えることはたくさんあります。
また、人材採用についてはどうするか?
直接採用?求人誌?求人サイトへの掲載?ハローワーク?自社で雇わずクラウドソーシングの活用?ここもメリット・デメリットとともに説明をしています。
契約書・法務
最後の項目は、契約書や法務に関してです。
創業時に揃えておくべき契約書は?会社設立時に準備すべき法人印鑑は?
会社にとって、とても大切な創業。契約書を正確に作ることは大切であるので、顧問弁護士に依頼することのメリットも説明しています。
ただし、商標や特許など、経営者として最低限知っておくべき知識もあると書いてあります。
この辺も読むべき内容です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?以上がかいつまみました「創業手帳」の内容です。その他、実際の経営者のインタビューや、起業家の代表的な悩み、創業に役立つサービスの紹介、事業計画分析シートのようなものなど様々なことがかかれています。
さらにはWEBで会員登録をすればさらに便利なサービスも。
全創業企業に届くとのことでしたが、創業を考えているのならば、創業前に読んでおいた方が良い本かもしれません。
そして何と言っても無料です。
資料を請求しても損はありません。気になった方はぜひ下記のリンクから資料の請求を。
資料請求はするしないにしてもホームページも興味深いのでぜひ一度ご覧ください!
読んでいただきましてありがとうございました!さようなら!